バンコクの空港のおみやげ店は、機内持ち込みに収まる最後のひと品を探すにはとても便利です。ドライマンゴー、タイティー、ビニールに入ったシルクのスカーフ。私たちも帰国のときには買います。でも街で半日あるなら、空港には並ばないものがたくさんあります。少しずつしか作られず、作り手が直接手渡したいと思っているものです。
私たちはスクンビット71でお店と工房を営んでいるので、ひいき目もあります。それでも、友人に「何を買って帰ればいい?」と聞かれたときに渡しているリストをそのまま紹介します。
1. ヴィンテージの帯から作ったバッグ
帯は着物に締める幅の広い織りの帯です。日本では締められないまま箪笥にしまわれている帯がたくさんあり、捨てるにはあまりにも惜しい布です。創業者で日本人デザイナーのmikamicaが日本からヴィンテージの帯を運び、バンコクの工房でクラッチやショルダーバッグ、ポーチに仕立てています。
一本の帯から作れるバッグはほんの数点で、布がなくなればその柄はそれで終わりです。三日月型のクラッチは1,980バーツ、チェーンショルダーバッグは3,800バーツ。二つ目がないので、空港の棚には並びません。着物バッグ・帯バッグをご覧いただくか、どこで買う場合でも先に本物の帯とプリント品の見分け方を読んでみてください。

2. タイ文字で名前を入れたジュエリー
タイ文字は読めなくても眺めているだけで美しい文字です。名前をタイ文字にしたジュエリーは、旅の記念というより、その人のためのおみやげになります。同じ家にあるジュエリーブランドColors by Loveが、タイ文字のネームネックレスをシルバー925またはソリッドゴールドで受注製作しています。まず文字のデザインをお送りし、綴りをご確認いただいてから製作に入ります。受注製作なので滞在の早めにご注文いただくか、オンラインで注文してご自宅へ送ることもできます。
3. 山岳民族の刺しゅう
タイ北部のモン族などの山岳民族は、細かく色鮮やかなクロスステッチやアップリケで知られています。古い布はパネルや帯状の布として出回り、何十年も持ちます。私たちは刺しゅうバッグやトート、ポーチに使っています。チェンマイまで足をのばすなら、北部でもたくさん見つかります。布の裏を見てください。手刺しゅうは針目が少し不揃いで、裏も表と同じくらい糸が込み合っています。
4. タイ文字をプリントした布もの
ネックレスまではという方には、タイ文字をプリントしたキャンバスが気軽です。バンコク・トートバッグはタイ文字のプリントで1,280バーツ。タイの七つの曜日とその色をプリントしたトートもあり、自分が生まれた曜日の色を探す方が多いです。小さなポーチショルダーバッグは780バーツ。タイのキャンバスバッグはすべて私たちの工房で縫っています。

5. 暑さに合うリネンの服
旅先で買った服は、旅先には似合っても家では着ないことがよくあります。リネンは例外です。ゆったりしたリネンのワンピースやワイドパンツは、4月のバンコクでも日本の夏でも活躍します。リネンワンピース(1,980バーツ)とリネンのフレアパンツ(1,680バーツ)はバンコクで縫製していて、お店で試着できます。詳しくはバンコクの暑さとリネンのガイドをどうぞ。
6. タイの台所道具
石のクロック(すり鉢とすりこぎ)は重いですが、グリーンカレーのペーストを作るならこれに勝るものはなく、市場では手頃な値段で買えます。小さいものならスーツケースに入ります。真鍮やホーローの器、ココナッツの木のスプーン、竹で編んだもち米のかごは軽くて割れません。陶器は服で包んで持ち帰りましょう。
7. ベンジャロンと青磁
ベンジャロンは、伝統的に五色と金彩で手描きするタイの磁器です。もとは宮廷のために作られ、今も一つずつ手で絵付けされています。青磁は北部の翡翠色の焼き物です。セットより小鉢やふた付きの器をひとつ。荷造りも楽で、実際に使います。
8. タイ北部のコーヒー
チェンマイやチェンライの山ではおいしいアラビカ種が育ち、バンコクには小さなロースターがたくさんあります。焙煎から1、2週間以内の豆を選び、どの農園の豆か聞いてみてください。お菓子の箱よりも喜ばれるおみやげになります。
荷造りのこつ
布ものはいちばん持ち帰りやすいおみやげです。平たくたためて軽く、割れません。バッグは入れ子にし、リネンはたたまずに丸め、湿気の多い季節はシルクをビニール袋に密閉したままにしないこと。持ちきれないときは、FedExで追跡付きの海外発送も承ります。
お店へどうぞ
TOANOI HOUSEはスクンビット71の259/80 Phibunwet Village(Bangkok 10110)にあり、BTSプラカノン駅から徒歩約10分です。営業は月〜金 9:30〜17:00、土 10:00〜15:00、日曜定休。お電話・WhatsAppは +66 93 834 9925。1階はタイのおみやげ、2階は着物バッグとジュエリーです。アクセスと営業時間
よくいただくご質問
バンコクのおみやげは何がおすすめですか?
家で実際に使うものです。持ち帰りやすいのは布もので、ヴィンテージの帯から作ったバッグ、山岳民族の刺しゅう、タイ文字をプリントしたキャンバスバッグ、リネンのワンピースなど。特別な贈りものなら、タイ文字で名前を入れたネックレスもおすすめです。
おみやげは空港より街で買った方がいいですか?
街の方が選択肢はずっと広いです。空港には大量に売れて持ち運びやすいものが並びます。バンコクの小さな作り手は少しずつ作ったものを売っていて、作った人に会えることも多いです。
買ったものを日本へ送れますか?
はい。FedExで追跡付きの海外発送をしています。通常4〜10日、日本・韓国・シンガポール・香港へは2〜4日です。ご注文前にお問い合わせいただければ送料をお見積もりします。
TOANOI HOUSEの場所と営業時間は?
259/80 Phibunwet Village, Sukhumvit 71, Bangkok 10110。BTSプラカノン駅から徒歩約10分です。月〜金 9:30〜17:00、土 10:00〜15:00、日曜定休。電話・WhatsApp +66 93 834 9925。